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教育ケーススタディインド → Ambedkar Community Computing Center (AC3)

原文は英語で、これはその翻訳です。

Ambedkar Community Computing Center (AC3)

下記の情報は、センターで活動するボランティアグループから寄せられました。

所在地

センターは、インド、Karnataka州、バンガロールのBannerghatta通りのはずれ、Sudharshanレイアウトにあります。

概要

Ambedkar Community Computing Centerは、民間や公立の教育機関ではなく、周辺のスラム街で活動する Ambedkar Sanga と呼ばれる若者たちによって運営されている計算機教育センターです。

センターは恵まれない子供や若者にコンピュータの世界を広めるために2007年に設立されました。センターがなければ、こうした子供たちはコンピュータ技術に触れる機会がほとんどなかったでしょう。

グループは、約15人の子供たちと、13才から23才までの若者たちから構成されています。週に3回、各2時間の授業を行っています。

動機

センターは、もっとも基本的な生活環境さえ満たせない地域に位置しています。この地域の子供たちはコンピュータ技術の習得だけでなく、自由そのものを渇望していて、自由ソフトウェアはこうした目的に役にたつと考えています。つまり、自由ソフトウェアは自由について考える手段の一つなのです。

方法

移行作業はありませんでした。自由ソフトウェアを支持しており、最初から直接すべてのコンピュータへ自由ソフトウェアをインストールして使いました; したがって、システムのセットアップに関して特別苦労したものはありません。おおむねハードウェアの不足が問題です。ラップトップのみ使用していますが、手に入るだけ欲しい状況です。この活動に対しての寄付を頼りにしています。

自由ソフトウェアの方針

5台のワークステーションは、すべてラップトップ型で、完全に自由なオペレーティングシステムが動いています。

プログラムはすべて自由ソフトウェアを使用しています。たとえば、表計算や文書作成にはLibreOfficeを、グラフィック処理はGIMPを使っています。

結果

自由ソフトウェアを使ったWebブラウジングは、こうした子供たちが安全に自信をもって外部の世界へアクセスするのに役立ちます。また、GIMPのような自由なグラフィックプログラムによって、自由かつ簡単に自分の創造性を表現することができるのです。

センターで講義をうける恵まれない子供の一人は、GIMPのスキルがすごく上達しました。彼の作品は、地域の自由ソフトウェア会議で展示、販売されています。右の写真は、その子がリチャード・ストールマンに“The Future is Ours”という小説のコピーを手渡しているところです。この小説はセンターで作成されました。

センターの講義に出ている子供の中には、学校でコンピュータの授業を受けている子供もいます。そうした子供たちは、センターで習うスキルが学校での授業をこなすのにとても役立っているのだと言っています。

自由ソフトウェアボランティアによるすばらしい努力がこのような恵まれない地域へ注がれており、見事な成果をあげている、とのことです。このグループを手伝いたい、あるいはラップトップを寄付したい場合には、<education@gnu.org>までご連絡ください。

このページの画像はCC-BY-SA Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unportedの条件で許諾

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